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変形性膝関節症と言われたら、まず知っておきたいこと

5 日前
読了時間: 2分


病院で変形性膝関節症と言われると、


「軟骨がすり減っているから、もう良くならないのでは……」と不安になる方も


いらっしゃいます。でも、レントゲンで見える膝の変形と、実際の痛みは必ずしも一致


するわけではありません。


変形が強く見えても痛みが少ない方もいれば、変形がそれほど強くなくても、痛みや動かし


にくさに悩んでいる方もいます。そのため、レントゲンだけではなく、痛みや膝の動き、


歩行や階段など、普段の生活で困っていることも含めて考えることが大切です


(NICE:変形性関節症の管理に関するガイドライン)。



「運動しなきゃ」と思っているけれど……


変形性膝関節症では、運動療法が大切な治療の一つです。ただ、


「運動した方がいいのは分かっているけど、膝が痛くてできない」


「体重を落としたいけれど、思うように痩せられない」


そんな方も少なくありません。


だからこそ、「運動できないからダメ」「痩せられないからダメ」と


考える必要はありません。


大切なのは、今の自分にできることから始めること。


例えば、まとまった運動が難しければ、日常生活の中で少し身体を動かすことからでも構い


ません。体重についても、いきなり大きく減らすことを目標にするのではなく、


少しの変化を積み重ねることにも意味があります。


NICEのガイドラインでも、体重が多い方では、体重を減らすことで膝の痛みや身体機能の


改善が期待でき、5%程度の減量でも健康上のメリットがあるとされています(⁠NICE:変


形性関節症の診断と管理)。


変形性膝関節症と言われたら、「軟骨が減ったから、もう何をしても無駄」と考えないでく


ださい。そして、「運動しなきゃ」
「痩せなきゃ」と自分を追い込みすぎなくても大丈夫


です。


まずは、今の自分にできる小さな一歩を見つけること。それも、膝を大切にするための大事


な取り組みです。


スポひざでは、痛みだけでなく、膝の動きや身体の使い方、日常生活で困っていることなど


も確認しながら、その方に合った方法を一緒に考えています。


「何をしたらいいのか分からない」


そんな方は、一人で頑張りすぎず、まず今の膝の状態を知るところから始めてみませんか?






【参考文献】

  • National Institute for Health and Care Excellence (NICE). Osteoarthritis in over 16s: diagnosis and management (NG226). 2022.  

  • NICE. Rationale and impact: Osteoarthritis in over 16s: diagnosis and management.  2022.


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